2019年1月の読書記録

1月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:5248
ナイス数:315

銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞感想
2年前の直木賞受賞作も予約待ちなしで借りれるようになったので正月休み用に手元に、子供や孫の世話をしていたとは言え読み終わるのに物凄く時間が掛かった、この正月に放送された「家康、江戸を建てる」のときもそうだった、どうも門井さんとは相性が悪いのか読んでいて話し言葉を含め文章が変わっているところばかりが気になってあまり進まない、今まで知らなかった宮沢賢治の生涯が知れたから収穫はあったけれど小説を読む楽しみは少なかったです
読了日:01月06日 著者:門井 慶喜
特殊防諜班 連続誘拐 (講談社文庫)特殊防諜班 連続誘拐 (講談社文庫)感想
今から30年以上前、86年に発表された作品で講談社から「特殊防諜班シリーズ」で再販されたものです。おそらくこの頃からバブルが始まったのじゃなかったかな、読んでいて意外だったのはハレー彗星の大接近この年だったんだ、すっかり忘れていた。物語は新興宗教の教祖が誘拐されそれを自衛隊を除隊した最強の男が解決すると言う話で今でこそ警察物で安定した作品の今野さんも初期はこんな感じだったのか...
読了日:01月09日 著者:今野 敏
奈緒と磐音 居眠り磐音 (文春文庫)奈緒と磐音 居眠り磐音 (文春文庫)感想
居眠り磐音もメジヤーから再販と言うことでその記念の書下ろし作品です。関前の悲劇までの10数年、磐音と奈緒の出会いを綴ったと言うより磐音、慎之輔、琴平の生い立ちを綴った作品が適切です。3人の扱いが鎌倉河岸の3兄弟如く描かれるのは仕方ないにしても琴平が余りに亮吉似せて書かれているのにはなんか釈然としない。もう佐伯さんの余生はメジャーからの再販しかないのかと思うと残念
読了日:01月11日 著者:佐伯 泰英
癒し屋キリコの約束癒し屋キリコの約束感想
喫茶店のオーナーの女性が店を訪れる問題を抱えた人を助ける話で7章構成で登場人物別に話が変わるのでてっきり雑誌連載と思って読んだのですが書下ろし作品でした。オーナーの霧子さんの設定がかなりありえない人物で森沢さんらしいホッとする良い話ですがなんだかなあ
読了日:01月12日 著者:森沢 明夫
無事に返してほしければ無事に返してほしければ感想
誘拐事件を扱った作品で複数の誘拐事件が絡み合って事件が複雑に、今野さんや柚木さんじゃないから警察小説ではありません。事件の本質もテーマも分からないまま終わってしまいなんか釈然としない話でした
読了日:01月13日 著者:白河 三兎
動揺: 聡四郎巡検譚(三)動揺: 聡四郎巡検譚(三)感想
シリーズ3巻目、上田さんが思い入れで書き続けているシリーズをつくづく感じさせてくれる感じでした、この巻、紅は殆ど登場しないいし、難敵が現れ聡四郎や玄馬が太刀を派手にふるうシーンはないのですがしみじみと物語の面白さを感じさせてくれました。吉宗は最終的に聡四郎を目付と考えている仕立てだけれどそれくらいで収まるのだろうか
読了日:01月15日 著者:上田秀人
水曜日の手紙水曜日の手紙感想
水曜日郵便局と言う今は閉鎖されている実在の施設を題材にした話です、5話構成で森沢さんらしい暖かな話に包まれた物語のオンパレードでした。「虹の岬の喫茶店」とか先日読んだばかりの「癒し屋キリコの約束」のカッキーが登場しファンの心もうまく押さえています、こんな感じで百年食堂の続きが読めたらと思ってしまいます

読了日:01月15日 著者:森沢 明夫
芙蓉の干城 (単行本)芙蓉の干城 (単行本)感想
読み始めてなんか変だと思って調べたらシリーズの2作目だったようです、松井さんは参考文献がきちんと記述されているし、下調べをきちんとされる作家さんだから安心して読め好きな作家さんなのに見落としが..物緒語りは松井さんお得意の歌舞伎物で昭和初期に木挽町の歌舞伎小屋から消えた観客の男女が死体で発見され引き続き起きる小屋関係者の連座億殺人事件を関係者の大学教員が解決する話です。歌舞伎ミステリ且つ素人探偵と全く文句がつけようがない組み合わせです
読了日:01月18日 著者:松井 今朝子
静おばあちゃんと要介護探偵静おばあちゃんと要介護探偵感想
静おばあちゃんは前作で既に亡くたっていたのでシリーズ化はないものと思っていましたが時代を2005年に戻して復活させるとは...この作品も連作形式の短編5話は変わらず、高遠寺静が80歳で名古屋の法科大学に客員教授で迎えられる設定の話で要介護探偵は名古屋に住まう足が不自由な老人社長、だから要介護です。グロ表現はなく読みやすいのですが設定の割に余り面白さが感じられませんでした
読了日:01月20日 著者:中山 七里
千世と与一郎の関ヶ原 (100周年書き下ろし)千世と与一郎の関ヶ原 (100周年書き下ろし)感想
タイトルからわかる通り戦国時代末期から江戸時代初期を扱った本です。与一郎は細川忠興の長男忠隆の幼名、千世は前田利家の三女で忠隆に嫁ぎますが関ケ原合戦の直前、忠興の室玉(ガラシャ)が自決した折、自害できず前田家に逃げ込みますがこのことが原因で二人は離縁、しかし千世と与一郎の物語は全8章の内この最後の1章のみ。物語は佐藤さんらしくどこから調べた?と思う話も交え淡々と関ケ原合戦にと向かう両陣営の動きが綴られまずまず楽しく読むことが出来ました
読了日:01月23日 著者:佐藤 雅美
特殊防諜班 組織報復 (講談社文庫)特殊防諜班 組織報復 (講談社文庫)感想
特殊防諜班の2作目、今度はダライラマの弟子が日本に残る十支族(失われた10部族)の末裔との交流に来日するのに紛れ「新人類委員会」のメンバーが末裔である老人の殺害を企むと言う話です。この本を読むまで「失われた10部族」「さまよえる2部族」なんて全然知りませんでした、そう言う意味では娯楽作品とは言え一つ物知りになれた。それにしても携帯のない世界はなんとものんびりしているしもどかしい
読了日:01月24日 著者:今野 敏
赤崎水曜日郵便局赤崎水曜日郵便局感想
「水曜日の手紙」を読んでこの本があることを知りました、小説ではありません。熊本県八代海に浮かぶ赤崎小学校にあった赤崎水曜日郵便局を紹介する本で内容は水曜日郵便局の成り立ち、スタッフそして寄せられた手紙が、そういえばこの小学校の話、以前N〇Kのテレビで見たような気がします。著者の楠本さんはスタッフの一人でこの郵便局の管理人だった人です。森沢のように小説ではありませんが楽しめました、さずがに手紙は全てを読む気がしなかった。


読了日:01月25日 著者:楠本智郎
あなたの愛人の名前は (単行本)あなたの愛人の名前は (単行本)感想
なんとも意味深で不気味タイトル、雑誌連載だったもので短編6話で構成されています、登場人物が関係する話もあり独立した短編は3話、猫の話は島本さんには意外で驚きです。RED以降の島本さんは既婚女性らしく女の情愛をとりあげた作品を多く見かけます、いつも間にやら島本さんも35歳。賞もとったしいろんな作品を手掛け違った世界が開けるのを待ってます
読了日:01月26日 著者:島本 理生
特殊防諜班 標的反撃 (講談社文庫)特殊防諜班 標的反撃 (講談社文庫)感想
シリーズ3作目はロシア人のトレーダーが新人類委員会の要請で日本企業を乗っ取り新人類委員会の大本の企業が日本進出を企てると言う話ですが、今回は失われた十支族の血を引き特殊能力を秘めた老人の孫娘芳賀恵理が狙われると言う設定でした、まあ今野さんの本は気軽に読め週末にリラックスするにはもってこいです
読了日:01月27日 著者:今野 敏
特殊防諜班 凶星降臨 (講談社文庫)特殊防諜班 凶星降臨 (講談社文庫)感想
シリーズ4作目、3作目で敵(新人類委員会)の代表をやっつたのでどんな展開になるのかと思っていたら今度は元ナチスの副総統だった男が陰で生き延びていて新人類員会を創設、真田とコンビを組むイスラエル諜報組織のザミルを誘拐すると言う話、今野さんの初期作品は荒唐無稽だけどやはり退屈はさせない
読了日:01月29日 著者:今野 敏
特殊防諜班 諜報潜入 (講談社文庫)特殊防諜班 諜報潜入 (講談社文庫)感想
シリーズ5作目は主人公の真田と同じ山の民と呼ばれる日本の先住民族の末裔が新人類委員会の手先になって失われた十支族の末裔の芳賀一族を狙うと言う話です、88年の作品ですがこの年イラン・イラク戦争の締結協定が結ばれていてすっかり忘れてました。携帯電話の普及は90年以降だったと思いますがこの頃VIPが乗る車には自動車電話が当たり前のように搭載されていたのでは?でも一般人は公衆電話が通信手段でした
読了日:01月29日 著者:今野 敏

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