2020年7月の読書記録

7月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:4862
ナイス数:356

能楽ものがたり 稚児桜能楽ものがたり 稚児桜感想
能の演目をサブタイトルにした短編8話で構成されています。能・・ああ面を付けて踊るやつ、狂言との違い?。能がをが全然分からない、興味もない。そんな状態でこの本に取り組みましたが2話までで完全にお手上げ、サブタイトルになっている演目の内容を知らないから話が全然面白くない、時代も不明だし登場人物の関係も詳しく説明されていない(まあ1話40ページ余りでは説明は無理か)、久しぶりに打ちのめされた一冊
読了日:07月01日 著者:澤田瞳子
その男(二) (文春文庫 い 4-24)その男(二) (文春文庫 い 4-24)感想
2巻目は文久2年から慶応2年が舞台、池波さんだからか、この頃の小説の流れからか分からないけれど歴史を変えた大人物があまり登場しない、さすがに西郷は頻繁に登場するが薩摩では小松、長州では久坂、桂、高杉など名前だけ、この巻は主人公の虎之助と薩摩、長州のからみが主なのでちょっと物足りない、感想はいつになるか分からないですが3巻目終了時に..
読了日:07月03日 著者:池波 正太郎
縁感想
短編5話が収録されています。他の小説にも登場した荒川河川敷を練習場とするサッカースポ少のコーチで靴修理店の男の話が最初で、2話目以降にはその男がちょっとだけ関係するけれど主人公も話の内容も異なります。個々の話はうまくまとまっていますが単に靴修理店の男が登場するだけで物語りに関連性がなく何を書きたかったのか掴みどころのない1冊でした
読了日:07月05日 著者:小野寺史宜
ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)感想
出版は2013ですが執筆は時代小説を書き始める前、コミックの原作を書いておられた頃の作品8話と追加の1話が収録されてます。いずれも現代小説で良く言えば文学作品的な仕上がり、自分の感じたところでは話が硬い。読まずに残していた1冊ですがやはり読む(借りる)までもなかったのではと改めて認識しました
読了日:07月06日 著者:高田 郁
アンハッピードッグズアンハッピードッグズ感想
パリで同棲中の日本人の若い男女の元に新婚旅行で訪れた日本人のカップルがスリにあってパスポートから有金全てを亡くしているところに遭遇、人助けにと部屋を提供することから日本人の若者4人の変則的な生活が始まる。20年前の作品ですが全然古さは感じないし、パリの食べ物や登場する犬の話とか最近出版される小説となんら変わることなく楽しめました、表紙と本の内容のギャップが大きいです
読了日:07月07日 著者:近藤 史恵
イマジン?イマジン?感想
図書館本で半年の予約待ち、でも待っただけの甲斐がありました。子供のとき見たゴジラの映画の影響で映像関係の仕事をに就きたいと願っていた若者の話で連作形式の5話構成です。その内2話は著者の作品が映像化されたものを題材にしています「空飛ぶ広報室」は連続ドラマだったので全部を見ていない「植物図鑑」は主人公の男性が有川さん自身もイメージが違ったのか、フォローがあっったりしてやはり言う感じでした。どうせなら他の3作も「フリーター・・」と「県庁・・」「阪急電車」くらいにしてくれたら良かった
読了日:07月10日 著者:有川 ひろ
ヒポクラテスの試練ヒポクラテスの試練感想
タイトルから浦和医大光崎シリーズという事はすぐ分かります、今回は肝臓に巣くう寄生虫の話。先日読んだ岬洋介シリーズにも光崎や古手川が登場していたので、えっ!まただと言う感じもしたの事実。こうして同一人物があちこちに登場すると新鮮味がなくなりちょっと面白さに欠けるかも
読了日:07月14日 著者:中山七里
黙示黙示感想
ちょっと前、今野さんで一番お気に入りの竜崎を読み、その後樋口っちゃんを読んだばかりだから萩尾刑事や秋穂ちゃんが魅力的に感じられなかった、この巻は伝説の「ソロモンの指輪」(自分は名前を聞いただけで知らなかった)に纏わるに話ですが、萩尾や秋穂に歴史的な遺物はどうにも似合っていない気がします。今一歩でした
読了日:07月15日 著者:今野 敏
漣のゆくえ とむらい屋颯太 (文芸書)漣のゆくえ とむらい屋颯太 (文芸書)感想
シリーズ2作目、前作同様の6話構成は変わらず、前作は葬儀屋と言う時代小説らしからぬ商売にちょっと戸惑ったところがあったのですが、今作ではあまり違和感を感じることかなくすらすら読めた。また女郎上がりの若い女の子が増えたり店の体裁も整ってきて普通の商売物と大差がなくなってきた感がありますが、そこは葬儀屋毎回人の死がつきまとうのでちょっと..
読了日:07月19日 著者:梶よう子
総力 聡四郎巡検譚(六) (光文社時代小説文庫)総力 聡四郎巡検譚(六) (光文社時代小説文庫)感想
シリーズ6作目、聡四郎と玄馬が京都への旅の途中で娘が攫われおかしな展開になったと思っていたらあれよあれよと話が進みこのシリーズは今作が最終回でした。解説の方が上田さんはやはり聡四郎に一番愛着があるようなことを書かれていたのですがその通りと思えるもののそれにしてはこのシリーズで敵対した伊賀忍元組頭の藤川はスケールが小さい。やたら金にこだわったり、ちょっと無理と思ったら諦めて江戸を捨てる、主人公に張り合えない悪役はとっとと死なせないと主人公に成長がない気がします
読了日:07月19日 著者:上田 秀人
夜の向こうの蛹たち夜の向こうの蛹たち感想
この本も事前知識なしに借りた本。途中まではどう読んでも白河三兎さん、えっ!これって近藤史恵さん?と思いたくなるような..「ヘテロ」辞書で調べたら「違う」と出ていた何が違うって、まあ別の意味もあったので皆さんこの本を読んでから
読了日:07月20日 著者:近藤史恵
カインの傲慢カインの傲慢感想
ネットでの予備知識なしに読み始めたけれどタイトルからすぐ気づくべきでした。犬養隼人シリーズ、中山さんのリリーズの中では苦手な部類に入るものでした。今回は貧しい少年が自分の肝臓を臓器移植の為売り払い、それが原因で死に至ると言う話でした。従って何度も切り裂きジャックの話が登場します。犬養隼人では一番売れたシリーズでも自分はどうも・・・
読了日:07月21日 著者:中山 七里
家族じまい家族じまい感想
北海道を舞台にした短編5話で構成されています。各話の主人公の女性は異なりますが親子だったり姉妹だったり、たまたま仕事で行き合ったりと登場人物に繋がりがあるので長編のように続き話として読むことが出来ます、テーマは老いによる家族の崩壊。他人ごとではない話にちょっと身につまされました
読了日:07月24日 著者:桜木 紫乃
祝祭と予感祝祭と予感感想
今更でもないのですが「蜜蜂と遠雷」のスピンオフで短編6話が収録されています。それもコンクールの後の話、前の話といろとりどりでした。「蜜蜂と遠雷」は最近読んで記憶に新しいつもりでも塵が亜夜よりも4歳年下だったとか細かいことは忘れていて、ああそうだったと思い出しながら読みました。ちょっとページ数が少なくて話が短すぎる、短編でも1話50ページくらいは欲しかった
読了日:07月25日 著者:恩田 陸
暴虎の牙暴虎の牙感想
シリーズ三作目は、沖虎彦と言う一匹狼のような男の生涯を描いた作品で、昭和時代の大上刑事と平成時代の日置刑事の二人がこの男の前に登場しますがどちらかと言えば脇役、以前感じたよりも読み易かったと思ったけれどやはりやくざがメインの話はあまり好きではありません
読了日:07月28日 著者:柚月裕子
今日も町の隅で今日も町の隅で感想
短編10話で構成されています。主人公は小5男子から40歳の中年男迄さまざま、作品は主人公の年齢が若い順に収録されていますが発表年は収録順とは違うようです、小学生や中学生が主人公の話は小野寺作品では初めてでしたがどうもしっくりこない、やはり20代30代が主人公の話は上手くまとまっています。「リトル・トリマー・ガール」が一番のお気に入り、「ハグは15秒」は作家として書きたい部分とは思うけれど、やはり馴染みません。小野寺さんの作風からか老人や50代が主人公になる話はありませんでした。
読了日:07月29日 著者:小野寺 史宜
口入屋用心棒(46)-江戸湊の軛 (双葉文庫)口入屋用心棒(46)-江戸湊の軛 (双葉文庫)感想
シリーズ46作目、このシリーズも惰性で全部読んでいるつもりでいたのですが、今整理したら44作目を読んでいないことが分かりました。「はぐれ長屋」は5年前に30巻で読み続けるの辞めたのですが、このシリーズも読み忘れに気づいても読み直したいと思わない、これを機に終わりにします
読了日:07月30日 著者:鈴木 英治

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